はりま矯正展
2018.9.22
播磨社会復帰促進センター(刑務所)にて
「一日センター長」を務めさせて頂きました
少年院である
加古川学園、播磨学園も
一緒になっての矯正展ということで、
大勢の皆様にお越し頂き
心よりありがとうございました。
総合司会のスパイシー八木さんと、
施設内見学をはじめ、
受刑者が丁寧に作った作業製品
(陶器や革製品、野菜や小物など)、
たくさんの出店、
展示物や体験コーナー、
親子刑務官撮影会や動物ふれあい広場など、
その他さまざまなイベントがあり、
盛りだくさんの内容でした!
性格診断までありまして、、、
鑑別所での検査なので絶対当たるんですこれが
せっかち負けず嫌いの性格です
みんなが心から笑顔で
生きれるためには何が必要なんだろうか?
そう心が突き刺さる思いなった
「生命(いのち)のメッセージ展」
犯罪により、命を奪われた犠牲者
一人一人の等身大の人型と
彼らの遺品の「靴」が展示してありました。
奪われた命。
もう彼らから生の声を聞くことはできませんが、
そこにあった靴は彼らのメッセージとしてこちらに伝わってきます。
そんな生きた証の靴を目の当たりにして
胸が苦しくなりました。
「加害者も辛いかもしれません。
しかし犠牲者の遺族の辛さも
理解していただきたいです。
あの日から時間が止まったままですが、
少しでも前に進まないといけないと思う」
と犠牲者のご家族が
涙ながらにおっしゃられていて、
生命の大切さを伝えられてるご遺族の方から、
たくさんのことを学ばさせてもらいました。
100cmにも満たない
小さな等身大のパネル。
そこに添えてある靴。
息子と変わらない小さな小さな靴。
「もっと遊びたいよ。
もっと走り回りたかったよー。
苦しかったよ。
痛かったよ。
なぜ?
なぜ生きれないの?
ママ?」
そう語りかけてるように見えました。
こういった矯正展は
全国各地の刑務所で行われています。
貴重な時間となった今日一日、
朝のテープカットから
最後の抽選会(受刑者の本革で作られた作業製品などが当たる大盤振る舞いの抽選会)まで
あっという間に過ぎ去りました。
受刑者がスムーズに社会復帰できる環境づくり、
刑務所と地域が共になって歩む社会作り、
そして何より、
みんなが心から笑顔で生きることのできる
犯罪のない社会へ、
そんな日が来て欲しい、
そう願い、祈ります。
皆さん、今日一日、心よりありがとうございました!