グランドに化粧
2020.5.22
「ラインが消えると全てが無くなってしまいそうで消すわけにはいかない。グランドに化粧をしてる日々。」
誰も走るはずのないグランドへの想いは心に響く言葉でした。
「伊藤史隆のラジオノオトはじめました」が
プロ野球開幕前日まで放送が通常の短縮バージョンの2時間(19:00-21:00)で先週から始まり、
昨日の20時台。
どうしても話を伺いたかった
榎本隆夫先生(小野高校陸上部顧問、兵庫県高校体育連盟陸上競技委員長)に
悲痛な想いを語っていただきました。
現役時代800mで全国インターハイ2連覇(当時高校記録樹立)、
そして指導者となった今数々の選手を育て上げ、
また高校生の陸上競技を支える立場としてもご活躍されています。
60歳、定年の今年。
今年にかける想いを想像するだけでなんと言葉にしたらいいのか。
そんな榎本先生からの一言一言は非常に重く、
そして温かく愛情に溢れたお話でした?
最後の最後まで選手たちのために代替できる大会を模索します。とのことでした。
番組冒頭では前番組に出演していた関本賢太郎さん(元阪神タイガース)がそのままこちらの部屋に遊びに来てくださり
サプライズで出演してくださりました。
履正社高校野球部キャプテンである息子さんの頑張りを一番近くで見ていたお父さん。
「何一つ息子へかける言葉が見つかりません」と。
元選手とか野球解説者とかの立場ではなく、
父親という立場で率直な思いを打ち明けてくださいました。
選手の皆さんはこうやって支えてくださってる方への恩返しもしたかっただろうなと思うと言葉になりません。
流させていただいた
RADWIMPSの「正解」。
「あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解など大人も知らない
喜びが溢れて止まらない 夜の眠り方
悔しさで滲んだ 心の傷の治し方
傷ついた友の 励まし方」
音楽っていいものですね。
涙が溢れます…。