小林祐梨子

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全日本大学女子駅伝

2024.10.28

1号車解説をさせていただきました。
センター解説は高橋尚子さん。
「負けることは良いわけではないけれども、
人は負ける経験をすることで気づくことがある。
変わるきっかけを得るんだよな」
これは去年7連覇を果たした名城大・米田監督がおっしゃってた言葉。
しかも今年のレース後ではなく去年から。
8連覇となれば前人未到の快挙なのかもしれないけれど、
勝ち続けることよりも今回の負けはとても意味のあることだと感じました。
これで更に名城大学は強くなるだろうな〜。
どうしたら名城大学に勝てるのかを考え尽くした立命館大学。
細かいタイムまで設定し、
1年間各々が強くなりパズルのピースがハマったかのような圧巻の走りでした!
シルバーコレクターと言われてきた大東文化大も
3位と大健闘した城西大も全員が来年残るので悲願の優勝も近いかも(^^)
そしてエースを1区に投入した大阪学院大。
永長選手の覚悟ある走りは素晴らしかった。
更に、優勝候補の一つ、日体大の一区齋藤選手。
この4年間誰よりも練習をし、継続してきた。
エース山崎選手含め4年生4人が走るのは今大会最多。
下級生がまだまだやってくれると願い、4年生の今後の活躍も応援したくなりました。
去年の競技場、一人ウォーキングをしていた不破選手(拓殖大)が4年間の集大成としてスタートラインに立てたり、
実業団で走っていた樽本選手(兵庫大)が快走したり、
自ら入部を希望してジョグもつけなかった上野選手(名城大)が8連覇かかるメンバーに入ったりとそれぞれのチームのカラーが全く違っててドラマがありました。
ゴール後の明暗は分かれるけれども、
ただただ全選手素晴らしかった。美しかった。
心からありがとうございました。