大阪国際女子マラソン
2020.1.26
残り一枠をかけた大阪国際女子マラソン。
忘れもしない9月15日。
MGCのゴール地点で泣き崩れ「ごめんなさい」と謝り続けた瑞生。
そんなところへ笑顔で駆け寄る福士さん。
「次があるべ!あと一枠!なんで泣いてんの!」と。
そんな2人が共にスタート地点に立ち代表一枠を争う今回。
2時間21分47秒で東京五輪派遣を突破しての堂々の優勝。
合宿前に転倒による捻挫があったりぎっくり腰になったり。
2019年は呪われてるなと言いながら笑。
よく一ヶ月半余りでここまで仕上げてきた。
アルバカーキでも氷点下で爆風続き、
毎日が試練の連続…
でも瑞生が目指してたのは東京五輪ではなくその先のレベル。
そう、それは日本記録更新。
山中監督とのそれに向けたトレーニングを決断した覚悟はさすがやった。
「なぁ、ゆりこさん。東京五輪目指しても意味ないやろ?
日本記録目指して代表入りしなあかんやろ?」
これが松田瑞生という女。
2年前に「この上ない練習」と言うてたけど、
そんなものとは比べものにならない程の走り込み。
これまでの積み重ねは絶対裏切らなかった。
言葉通り、「全てを出し切る」ことができる彼女は素晴らしい。だから見ていて気持ちいい。
そして自分の思うマラソンを追い求める福士さんの姿はなんというか、
オリンピックを目指すとは違う次元で戦っているような感じでした。
それは私たちには想像すらつかない福士さんが見たい世界。
ゴール後のあの笑顔、
そして次に向かう姿はかっこ良すぎました。
勝負の世界はなんとも無情。
1秒の差を知る小原選手の闘いがまだ続きますね。
ラストの名古屋での戦いが楽しみです。
いや〜、興奮しました。
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