大阪国際女子マラソン
2022.1.30
「もうあかんかもしれへん」
最強の補欠と言われた瑞生。
(いつもどうりの呼び方で)
苦しんだこの2年の月日を考えると
スタート地点に立つことすら素晴らしい。
ただ彼女は逃げない。
「逃げる=自分に負けることを認めることや」と。
これまでと比べ物にならないとんでもない練習量をこなし、
弱音を吐かずまだ見ぬ景色を目指す姿。
攻めて攻めて攻めまくる松田瑞生ここにあり。
ただ彼女の口からは悔しいと。
でも思いをぶつけることが出来なかった経験をしてきた彼女のこれまでを考えると、
悔しがる彼女の姿はそれさえも尊く感じました。
2019年MGC、
明暗を分けたゴール地点で現場リポートをしていた時のこと。
東京五輪の切符を逃し大号泣の瑞生に福士さんがかけた言葉。
「なんで泣いてんのー?松田ちゃんが泣いてたら私はもっと泣かないといけないじゃんかー。まだ五輪の一枠は決まってないよ」と。
その二人が今日のゴール後言葉を交わすシーンは痺れました。
福士さんはここで引退、
瑞生は次なる世界へ。
写真は一番笑ってるMGC後に行った旅行での一幕にしました笑
まさかの池にハマって大爆笑してるやつ。
幸せな一日でした。