日本選手権のこぼれ話
2024.7.4
完全プライベートの
単なる独り言を残しとこうと。
まずは初日。
大会アンバサダーの
ちーちゃん(福島千里さん)との久々の再会?
ワールド全開で控え室は自然と笑いの渦!
実は同い年で大会中にお誕生日を迎え、
NHKスポーツ公式Xに載せる
「ちひろとゆりこの推し!」
動画撮影は自然体がええと
毎回テイクワンで終了。
解説者・高平さんのツッコミが鋭く、
笑いとは何ぞやを学ばせてもらいました。
2日目。
ウォームアップ直前に
のんちゃん(田中希実選手)がプリンをくれる。
控え室に置かず、
4箇所の中継全てにお守り代わりで持ち歩く。
東京五輪決めた3年前は招集場手前で
リンゴ味のわらび餅をくれたことがフラッシュバックし、
心の余裕度含め今日は標準切るなと確信する。
また、
北口選手とお話しするのは初めてで、
世界女王目の前にして緊張のあまり、
思わず2つ結びの髪型について聞いてしまう。
「いつも見てます」と
涙ちょちょぎれる挨拶をしてくださり、
髪型についても丁寧に答えてくださる。
何を聞いてるんやという自分と
ひまわりのような北口選手の笑顔で
心臓が飛び出る思いになる。
内定しても、
ここ日本でエナジー溜めて
パリへ向かうお人柄には脱帽。
3日目はのんちゃんの朝練習へ。
歩いてる途中でサインを求められるので
マネージャー気取りで、
練習中なのですみませんとお断りしようと思ったら…
「小林さん、サインください!」。
わっ、わっ、私?!
誰も田中選手が走ってるだなんて思ってないようで(サングラスつけてるのもあって)、
私が対応してる姿をのんちゃん横で待って笑ってる。
最終日は雨。
決勝種目が目白押しの中、
雨天練習場は大混雑。
別の空気が流れてるような緊迫した雰囲気は半端なく、
特に100mHスタート前からの中継は息を飲むほど。
これだけのハイレベルな戦いはないぞ!
ゴール後の抱擁には感激の涙
この種目の立役者である明日香ちゃん(寺田選手)含め
しびれまくった瞬間であった。
男女800mでは高校生が初出場初優勝。
落合選手は本気で日本記録より遥かに高いオリンピック標準を狙っており、
いや、それしか眼中になく、
最初からガンガン攻めると。
大雨が降る中、
果敢にチャレンジしたレース内容は伸び代でしかなかった。
ゴール後の悔しがる姿は恐ろしく、
心打たれる出来事だった。
無事に大会が終わり、
満身創痍になりながらスタッフ5人と共に
5本走ったのんちゃんに
5本のハートローソクをさして
ケーキを渡すも、
時間が経ちすぎホラーのようなケーキになる。
かつとしさん、ちひろさん、
マネージャーさん、トレーナーさん、
のんちゃんの5人で一本ずつ消すルールに。
ってかフランス行くのに
なんでイタリアンやねん!と突っ込む私…笑。
「かんたくん(うちの長男の名前)が入ってたのでこの店名に」と。
なんちゅうお人柄なんや。
自己中で空気の読めない(イニシャルKYを言い訳にする)私とは雲仙の差。
大会も終わり翌日、
空港向かおうとエレベーターボタンを押す。
と…
扉が開き女神が立ってる。
まっ、眩しい。
あっ、明日香ちゃん!
2024年の運を全部使い果たした気分。
直接言えた、
ありがとう。
輝いてるアスリートを目の前で感じた4日間は
かけがえのない時間となりました。
ナビゲーターを「ナゲビーター」と
発言してしまう恐れがあったものの、
そのセリフは4日間なかったことが何よりも良かった。
- « 七夕ならではの出会い :
- 日本陸上選手権 »