全日本大学女子駅伝
2026.10.26
今年も1号車から解説をさせていただきました。
実況平松修造アナウンサーとともに

優勝・王座奪還の 名城大学!
大会新記録、3人区間賞という横綱レース。
驚異の走りを、6人全員が見せてくれました。

実は大会前日、米田監督を探して競技場を歩いていると、目が真っ赤になった監督の姿がありました。
ちょうど瀬木キャプテンに、メンバーから外れることを告げた直後だったと。
みんながいないところで大粒の涙を流す瀬木キャプテン。
駅伝を走れないキャプテンの思い。
キャプテンを胴上げしたいみんなの思いが一つに。
強力な1年生が注目された今年。
でも、米田監督の「上級生が走れないとダメ」
という言葉の通り、上級生の存在感も半端なかった。
唯一、優勝の景色を知る力丸選手がいる今年、
優勝しなければ次はない。
そんな危機感を胸にスタートを切ったチーム。
連覇が途絶えた後の難しさも経験してきたからこその覚悟と度胸。
6人それぞれが力を出し切り、再び頂点へ。
本当に素晴らしい走りでした。
そして、2位は大東文化大学
過去11度の準優勝。
もうシルバーコレクターとは言わせない。
そんな思いで臨んだ大東文化大学は、
3区以降を昨年と同じオーダーで配置。
今の4年生は7人の同期で歩んできました。
そのうち6人がメンバー入り。
そして、主務の吉井さん。(1年時1区)
誰一人欠けることなく、
ここまで一緒に歩んできた4年間。
4年生が下級生を挟む「サンドイッチ大作戦」でスタートしました
1号車から、少しずつ遠ざかっていくライトグリーンのユニフォーム。
追いかける選手たちの心の叫びが聞こえてくるようで、
見ているこちらも胸が締めつけられました。
今はまだ、簡単には言葉にできません。
前日も含め、練習後にみんなで口にしていた合言葉。
スワヒリ語で「心配ないさ」を意味する 「ハクナマタタ」

今は悔しさでいっぱいだと思うけれど、
この言葉とともに、
また前を向いて進んでいってほしいです。
そして3位は、昨年の王者・城西大学
スタート前に気になったのは、
みんなおそろいのヘアゴム。
キャプテンの石川選手が手編みした、
ひまわりのヘアゴム

「一花咲かせよう」
そんな思いも込められていたのかな、
と想像しながら見ていました。
本澤選手の区間賞。
そして石川キャプテンは、3年連続の区間2位を経て、
最終学年でついに区間賞!
今大会で競技を引退されるとのこと。
最後の駅伝での走りに、
城西大学の次へとつながる思いが運ばれていたように感じました。
新体制となり、
環境も変化する中、
少数精鋭で挑んだ城西大学。
素晴らしい3位でした。
そして、ほかのチームにもそれぞれの物語がありました。
新たな伝統校の活躍から、新たなニューフェイスまで。
見どころが本当にたくさん詰まった1日でした。

選手の皆さん、関係者の皆さん、
今年も素晴らしい大会をありがとうございました!
(センター解説の高橋尚子さんと)

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